相続した実家の売却の流れ|相続登記から引き渡しまで
相続した実家を売るのは、多くの人にとって初めての経験です。手続きは慣れないことばかりですが、 流れを順に押さえれば難しくありません。ここでは、遺産分割から引き渡し・確定申告まで6つのステップで 解説します。「何から始めればいい?」という段階なら、まずは無料診断で進め方を整理するのがおすすめです。
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売却までの6ステップ
- ① 遺産分割を決める
誰が実家を相続するかを、遺産分割協議で確定します。共有名義のままだと売却時に全員の同意が必要になるため、可能なら単独名義にまとめると進めやすくなります。 - ② 相続登記(名義変更)
実家の名義を被相続人から相続人へ変更します。2024年4月から相続登記は義務化され、取得を知った日から3年以内の登記が必要です(正当な理由なく怠ると過料の対象)。 - ③ 査定・売却方法を決める
不動産会社に査定を依頼し、「仲介で市場に売る」か「業者に買い取ってもらう」かを選びます。売れやすい家は仲介、古い・訳あり・急ぐ場合は買取が向いています。 - ④ 媒介契約・販売活動/買取交渉
仲介なら媒介契約を結び、内覧などの販売活動を進めます。買取なら業者と価格・条件を交渉します。 - ⑤ 売買契約
買主(または買取業者)と売買契約を締結し、手付金を受け取ります。契約不適合責任の範囲などを確認します。 - ⑥ 決済・引き渡し・確定申告
残代金の決済と同時に鍵・書類を引き渡し、所有権を移転します。売却益が出た場合は、翌年に譲渡所得の確定申告が必要です。
売却で必要になる主な書類
- 登記事項証明書(登記簿謄本)
- 遺産分割協議書・相続人全員の印鑑証明書
- 被相続人の出生〜死亡までの戸籍・相続人の戸籍
- 登記済権利証または登記識別情報
- 固定資産税評価証明書・固定資産税納税通知書
- 本人確認書類・実印
※ケースにより必要書類は異なります。詳細は不動産会社や司法書士に確認しましょう。
「仲介」と「買取」、どちらで売る?
売れやすい家は仲介で市場相場を狙えます。一方、古い・遠方・再建築不可・共有名義などで 売りにくい実家は、専門業者による買取のほうが現実的なことも。急がない場合は両方を比較して決めましょう。
売却益が出たら税金の確認を
実家の売却で利益(譲渡所得)が出た場合、翌年に確定申告が必要です。相続した空き家には 3,000万円特別控除などの特例があり、使えると税負担を大きく減らせます。
よくある質問
相続登記をしないと実家は売れませんか?
はい。売却には名義を相続人へ変更する相続登記が必要です。2024年4月から相続登記は義務化され、取得を知った日から3年以内の登記が求められます。売却前に済ませておきましょう。
兄弟の共有名義でも売れますか?
共有名義でも、共有者全員が同意すれば売却できます。ただし1人でも反対すると売れないため、遺産分割の段階で誰が取得するかを決めておくとスムーズです。持分だけを手放したい場合は、訳あり物件の買取に相談する方法もあります。
遠方に住んでいても売却手続きはできますか?
はい。書類のやり取りや委任状の活用で、遠方からでも進められます。現地対応が必要な場面は不動産会社に相談できます。まずは無料で進め方を診断・相談してみましょう。
いつまでに売るのがよいですか?
税金面では、相続した空き家を売る際の「3,000万円特別控除」に期限(相続開始から3年目の年末まで等)があるため、早めの検討が有利です。詳しくは税金の記事もご確認ください。
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最終更新日:2026年8月21日/運営:実家じまいナビ編集部